国際結婚の場合英語バージョンの挙式次第も必要な数だけ作ります

ザビエル教会の結婚式

ザビエル教会での結婚式はほとんどの場合、日本人同士の結婚ですが、年に1組くらいの割合で相手が英語圏の方といういわゆる国際結婚があります。

国際結婚では、当人は日本語を話すことができるケースが大半ですが、なかにはあまり話すことができない方もいらっしゃいます。このような事情の結婚式では、ザビエル教会では英語が堪能な神父さんが担当されますので、司祭との打ち合わせには全く問題ありません。

ただし運営をサポートするパウロ社は日本語オンリーなものですから、ご両人にはご不便をかけてしまいがちです。打ち合わせは日本人の方を中心に行い、お相手にはその内容を通訳していただきながらご納得いただくよう努力しています。ご容赦ください!

国際結婚で問題になりがちなのは、実は式次第です。

英語の挙式次第

日本語の式次第はもちろん作りますが、英語の式次第をどのようすべきか?
ほとんどの場合、参列者のために英語の式次第を求められますので、本人の要望を聞きながらかつ司式担当司祭のチェックを受けたうえで英語バージョンの式次第も必要な数だけ作成しています。

さらに重要なことは、当日の式の中で英語をどの部分でどの程度織り込むかという問題ですが、これは担当司祭が両人と話し合ったうえで決めてくださいます。聖書の朗読箇所をバイリンガルにしたり、誓約のことばをバイリンガルにするなど、工夫が込められています。また司式司祭は時々、打ち合わせではなかった箇所でも式中の英語圏の方々の反応を確かめながら臨機応変にバイリンガル対応しているようです。

Dominiko

鹿児島カテドラル・ザビエル教会で葬儀は1995年から、結婚式は1999年からお手伝いしています。 1999年に当時の主任司祭・永山幸弘神父からザビエル教会公認の称号をいただき、2014年秋、郡山健次郎鹿児島司教から教区公認の称号をいただきました。

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Dominiko