パウロ社では葬儀についての事前相談を勧めています。最近、鹿児島市内のカトリック信者の葬儀でも事前に相談されるケースが増えてきました。
自分や家族の葬儀について人前で話すことはこれまではタブーであったと思いますが、段々と抵抗が少なくなっているのではないでしょうか。町中の葬儀社でも事前相談の案内を大っぴらにしていますし、マスコミでも「終活」(しゅうかつ)という現象を度々取り上げています。
事前相談は教会で行うことが多い
状況にゆとりがあるときの事前相談では、本人と家族の状況やいざという際の希望などについて落ち着いて話しを伺うことができますので、ご事情に合わせたアドバイスが可能だと考えています。このような場合、ザビエル教会1階の要理室やロビーなど落ち着くことができる場所でご相談に与っています。
また、時間にあまり余裕がなかったり、外出が難しい場合などはこちらから病院やご自宅に出向いてご意向を伺うこともあります。
パウロ社は葬儀の規模や信者の経歴などに関係なく「カトリック信者らしい葬儀」を行うことができるよう努めています。事情があってしばらく教会に来ることができなかった方々に対しても適切なアドバイスができるよう教会各層から指導・要請を受けています。
パウロ社の実際の仕事は信者の立場に立って、良識的な料金で施行して下さる葬儀社を紹介し、その葬儀社と共同で遺族と教会をサポートすることです。
カトリック長崎大司教区の家庭委員会が作成した「エンディングノート」を紹介します。参考になれば幸いです。
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