カトリック教会の信者が重篤になったとき

カトリックの教会の信者の病状が悪化したり、事故などで重篤な状態に陥ったときは、教会(司祭、職員)に連絡し「病者の塗油」をお願いすることができます。

病者の塗油の秘跡

教会(司祭、職員)と連絡がつかない場合は、教会の信徒代表や病者への奉仕者もしくは地域組織担当者(鹿児島教区の場合は班長)などを通じて連絡を取ることをお勧めします。

ヤコブの手紙に次のとおり記されています。 「あなたがたの中で病気の人は、教会の長老を招いて、主の名によってオリーブ油を塗り、祈ってもらいなさい。信仰に基づく祈りは、病人を救い、主がその人を起き上がらせてくださいます。その人が罪を犯したのであれば、主が赦してくださいます」(ヤコブ5.14-15)

※「病者の塗油」は、重篤な状態に陥ったときだけでなく、大きな手術を受ける前などにも受けることができます。なお、回数に制限はありません。

臨終は多くの場合、病院か自宅です。近年はそのほとんどが病院ですので、病院で最期を迎えた場合の例を書いておきます。 病院で最期を迎えた場合病院で医師が死亡診断をした後、通常は看護師や病院スタッフが遺体の清拭を行ったりして準備をしてくれます。準備には大体1時間から1時間半くらいかかるケースが大半です。準備が整った後、霊安室がある病院の場合、霊安室に移送・安置されますが、霊安室がない病院の場合あまり間をおかないうちに退院を求められます。これは遺族にとっては大変切ないことですが、病院の立場や他の患者さん...
カトリック教会の信者の臨終に際して - ザビエル教会結婚式&葬儀ご用達:パウロ社
葬儀関連の一連の流れは、一般的に以下のようになっています。病院で亡くなった場合、ご遺体の移送・安置⇒打ち合わせ⇒諸手続き&式場準備⇒通夜・葬儀式場へのご遺体の移送・安置⇒通夜⇒葬儀⇒火葬⇒納骨⇒命日祭以下に掲載する一連の流れはザビエル教会で、通夜・葬儀ともに行う場合です。打ち合わせ打ち合わせは遺族+親族、葬儀社、教会の三者で遺族や親族の主だった方々を中心に、葬儀社との打ち合わせを行います。この時、教会の意向や都合が確認できるよう主任司祭もしくはその意向をうけた信者の同席があるとスムースに進みます。※パ...
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教会では命日祭(記念の集い)をいつ行うかについての決まりはありません。ですから、地域の習慣や家族・親族の伝統に従い、7日ごとや10日ごとの区切りの日に、あるいは月ごと年ごとの命日などに祈念の集いを行っています。祈念の集いは、縁のある方々が揃って「命日祭のミサ」を捧げていただくことが一番ですが、そうしなければならない、という決まりではありません。カトリック教会は多様性に富んでいますので、日程や方式など心安くご相談ください。それぞれの事情に配慮して、良い方法が見つかるはずです。また、カトリック教会で...
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