葬儀関連の一連の流れは、一般的に以下のようになっています。
病院で亡くなった場合、ご遺体の移送・安置⇒打ち合わせ⇒諸手続き&式場準備⇒通夜・葬儀式場へのご遺体の移送・安置⇒通夜⇒葬儀⇒火葬⇒納骨⇒命日祭
以下に掲載する一連の流れはザビエル教会で、通夜・葬儀ともに行う場合です。
打ち合わせ
打ち合わせは遺族+親族、葬儀社、教会の三者で
遺族や親族の主だった方々を中心に、葬儀社との打ち合わせを行います。この時、教会の意向や都合が確認できるよう主任司祭もしくはその意向をうけた信者の同席があるとスムースに進みます。
※パウロ社がお手伝いする場合、打ち合わせに同席いたします。
日程は火葬場の予約も肝心
まず、規模と日程の確認を行います。
規模は遺族・親族の意向で設定できますが、日程は遺族・親族と教会、葬儀社の都合に加えて火葬場の予約が肝心です。
遺族と教会の意向を確認した上で、葬儀社の担当者が火葬場の予約状況を確認してくれます。
鹿児島市内・教会での葬儀の場合、火葬場は、北部(小山田)と南部(谷山)の2箇所ありどちらでも利用可能です。
なお、出棺後約3時間で火葬・収骨を終えて帰ってくるのがおよその時間配分です。
通夜
通夜の式自体にかかる時間は大体1時間前後。
開始時間は季節によって多少異なりますが、18:00、19:00などが多くなっています。
式の中で遺族・親族や参列者による焼香があります。
式が始まる約2時間前にはご遺体を教会祭壇に安置します。
※ご遺体安置以前に遺体安置場所の周辺および受付や入口の看板などの設営作業が済んでいることが前提です。
受付は、式が始まる1時間前に準備完了
通夜振る舞いは簡素にお茶とお菓子だけ
教会の通夜・葬儀は「祈りが中心」を徹底する傾向にあります。
通夜振る舞いのためには1階ホールが用意されていますが、遺族の負担にならないように、一般の通夜振る舞いは数年前から、お茶とお菓子だけと言う申し合わせが浸透してきています。
※長時間滞在する遺族・親族のためには、食事をとることができるように別室が用意されています。
葬儀
葬儀の開始時間は11:00~、12:00~という時間帯が一番多いようです。
信者の場合、葬儀はミサと告別式の形になりますので、100人前後の参列者の場合、出棺は90分後が普通です。
およその式次第と時間配分は、ミサが45~50分、告別式20~30分、出棺前の遺族親族による出棺準備・お別れの時間5~15分となっています。
告別式では、弔辞、弔電代読、献花もしくは焼香、遺族代表あいさつなどがあります。
火葬・埋葬
鹿児島市内では出棺後約30分で火葬場に到着。同行者による短い祈りの後、火葬されます。
火葬終了後、納骨する場合は納骨場所へ、そうでない場合は教会もしくはあらかじめ決めた場所に向かいます。先にも書きました通り、出棺後約3時間で火葬・収骨を終えて帰ってくるのがおよその時間配分です。
命日祭(記念の集い)
教会では命日祭(記念の集い)をいつ行うかの定めはありませんので、地域の習慣や親族の伝統に従い、7日ごとや10日ごとの区切りの日に、あるいは月ごと年ごとの命日などに死者のための集いを行うことが通例のようです。 ミサを依頼することが勧められています。